わたしたちは、総合的においしくて品質の良い農産物の栽培に貢献し、自立した生産者を応援しています。

農業が難しいのは、続けていくということ。今年がよかったからといって、来年もいいとも限りません。そして今年の農業は、来年再来年、そらにその先の作物の環境もつくっているのです。だから、農業を続けて行くもの＝サスティナブルなものとして捉えています。
農業にとって、作物にストレスのない状態が最もいいのは当然です。しかし、決して有機栽培や無農薬にストレスがないとは限りません。

大事なのは作物の好む環境をつくってあげること。
重要だったのは、母なる大地である土なのです。

健康な土壌を育むことで、作物自身を強くし、生産性の向上とおいしく安全な農作物をつくります。 消費者に喜んで購入してもらえるおいしい作物を安定してつくり続けることは、生産者のみなさまの利益にもつながり、社会や消費者とのサスティナブルな関係ももたらします。

いま、生産者をとりまく状況は、後継者不足・グローバル化など厳しくなっています。しかし、おいしい作物を安定してつくることこそが、どんな状況にも負けない強い農業につながると信じています。

わたしたちは、目の前の作物も、数年先の農業も見て、みなさまをサポートしていきます。
今後もわたしたちの取組みをご理解いただき、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

国際有機公社
代表取締役社長　　吉田　剛