土壌改良
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土壌改良で「作物を強くする」
「作物を強くする」とは病害虫に強く、農薬を必要とせず、美味しさ、品質をよくすることです。
土は作物を害のあるものから守り、必要な養分などを与えます。
そうした土本来の機能を最大限に引き出すことで、作物を守るのではなく、「強い作物」に育てることができます。
それには、現状の土を知ることから始めます。
土壌改良とは、耕作に不適な土壌を改良し、圃場の地力(生産力)を増進させるために、土地に資材を投入して土壌の理化学性および生物性を改良すること(Wikipediaより)です。つまり、作物が十分育つように、土の状態を良くすることです。
弊社では栽培上の問題や課題を見つけ、土作りの資材の選定、施肥量や肥培管理のタイミングなど、全体の工程を生産者と共に見直し、生産者の望む農産物ができるようお手伝いしています。
複合土壌分析を生かした「見える土作り」を軸として、マネジメントを行い、現在栽培しているものを選ばれる農産物に仕上がるようサポートするのが、国際有機公社の農業支援事業「アグリケア」で、まず「土づくり・土壌改良」から、見直します。
土壌改良から始める農業支援「アグリケア」事業
農業支援「アグリケア」事業とは、作物の品質向上、収量の増加だけでなく、農家の経営状況の向上全般をサポートする事業です。 基本は土壌分析から始まる土壌改良からですが、作物育成アドバイス、IoT活用による省力化や情報管理、各種認定の取得、作物の市場動向、場合によっては販売先の提案もし、農家が長く安定して経営できる素地を作ります。
特に、IoT活用は注目されていて、土壌の状況、施肥状況、作物、地理条件、天候などのデータを蓄積して、作物の品質向上やリスクマネジメントに、大いに役立っています。
栽培に手いっぱいで、土づくりまで手が回らない方、
土壌分析はしたが、活かせていない、よくわからない方
自己流でやってきたが、うまくいっていない方、
種類を増やしたり、新作物に挑戦したりしたいので、アドバイスが欲しい方、
一度、ご相談ください。
農業支援「アグリケア」のサポート
農業は工業ではありません。ひとりひとりの手法や課題は異なりますし、毎日状況も変わっていきます。まずは、あなたの農業を聞かせてください。そのヒアリングや土壌の診断を考慮して、最適な処方を作成します。根張りや養分のバランスを調べ、月や太陽などの自然のリズムや微生物の活動などを考えて、日々の施肥設計を行います。作物がひとつひとつ違うように、あなたの農業に合う施肥もひとつひとつ異なるのです。そしてそれは、いい作物をつくるだけでなく、歩留まりや揃いといった秀品率を上げ、ビジネスとしての成功へもつなげます。私たちは、診断、設計、施肥を通して、持続可能な農業をサポートしていきます。
現状把握
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ヒアリング
困っていることやふだんの作業内容をお聞かせください。あなたの農業の課題や手法を把握することで、ひとりひとりに合わせた施肥設計へとつなげます。
分析・診断
土壌診断の状態を分析・診断することで、作物の置かれている環境を正確に把握します。成分などを定量化することで、適正な施肥設計を行うことができます。
栽培・管理
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設計・施肥
ヒアリングや診断を元に肥料選定・施肥量・スケジュールなどの設計を行います。管理をシンプルにすることで、無理なく適切な処置を続けることができます。
自然のリズム
月や太陽などの動きのリズムを考慮し、温度や光の変化、引力による水の影響、虫や病気の発生時期も予測して、栽培・管理を行うことができます。
収穫・改善
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収穫・測定
作物の収穫時に、土壌や作物の状態を測定します。揃いや食味、土壌の栄養成分などを測定し、さらなる改善の方向性を判断していきます。
維持・改善
繰り返し続けることで、土壌の状態を維持・改善し、効果がさらに高まります。また、連作障害も改善して収穫や品質を充実させます。
ワークショップやセミナーの開催
土壌診断及び施肥設計のご提案後、現場まで伺い、土壌・施肥管理の説明会やワークショップ、圃場視察など行い、生産者の方と一緒にどのように進めるかを一緒に考えていきます。前年の結果を分析しながら、毎年継続していくことで、年々無駄が少なく、良い作物が収穫できます。
現在は、各地のJAや営農組合に定期的に訪問して、ワークショップを開催しています。グループで行うことにより、お互いに相談する仲間ができることもありますが、他の参加者の事例も聞け、理解が深まります。 また、各地で開催される農業イベントでも講師を務めていますので、ぜひお越しください。
土壌医が教えるセミナー情報
土壌医検定1級の資格を持つ土壌医が土づくりや、美味しく栽培する方法などセミナーを開催しております。
お気軽にご参加ください。
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土壌医 吉田剛について